
お墓で使う石材にも、実は色々な種類があります。
予算の都合で使えるものと使えないものも出てきますが、まずはどんな要素に注目するべきなのかを知っておく必要があるのです。
ここでポイントになるのは、長期間に渡って残り続けるものであることです。
つまり耐久性の高さがひとつの基準になります。
いくら見た目が良かったとしても、年月の経過とともにボロボロになってしまうようなものではいけません。
耐久性の高さは、単純に劣化しないようにするだけではなく、美しい状態が長続きするためにも必要なものです。
貴重なものを使えばそれで良いというわけではないため、実用性含めた選び方についてしっかりと考えるようにしてください。
どうして値段が高くなるのか
お墓に使う石材の中には、驚くほど高いものがあります。これは単純に採石量が少ないからです。
少量しか採れないものはどうしても希少価値が高くなってしまいます。そこへ品質の良さや人気があるのかどうかで、値段は大きく変わっていくものなのです。
単純に値段が高ければ質が良いのかというと、そうとも言えません。
採石量が少ないものはそれだけで高価なものになってしまいますが、値段が高ければ絶対に質が良いと考えないようにしてください。
今まで聞いたことがないものだから、きっとすごいものに違いない。色々な宣伝文句を聞くうちに、このように考えてしまう人もいますが要注意です。
実際に現物を見せてもらったとしても、それが数十年後にどうなっているのかはわかりません。
質の悪いものや耐久性が低いものだと、年月が経過するとみすぼらしいものになってしまう事もあるのです。
実際に建てられたものを見てみる
10年20年先のことを考えて選ぶのは簡単なことではありません。
また、加工される前の状態を見ても、素人判断ではどういう違いがあるのかも分からないものです。
そこで使いたいのが、実際にその石材を使って建てられたお墓を見せてもらう方法です。
具体的にどれくらいの年月が経過しているのかもチェックして、経年でどれだけ変わるのかをチェックできればとても参考になります。
こういうところでしっかりと対応してくれるのかどうかはお店の選び方で基準にもなるので、あわせてチェックしてみてください。